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花粉症


冬が過ぎて暖かさが増して来ました。 といっても、北海道はまだ雪がたまに降る始末なので春の実感があるといは言えないですが。 暖かくなるとあの時期に入りますね。 そう、植物による人類最大のパンデミック、花粉症です。

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「花粉症に効く食べ物」はあるの? https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00009791- nallabout-hlth

【花粉症の歴史】

日本では1960年代より次々と報告されたのが花粉症の始まりだ と言われています。 これは記録に残っている最古のものがそうれであるとされていて 、実際はもう少し前から患者はいたはずです。

人類は何千、何万年から存在しているのに、近年になって花粉症の 症例が毎年たくさん出ているのはどういう事でしょうか? 人類が誕生する前から、花粉を放出する植物もすでにあったはずで す。

【なぜ人は花粉に弱くなったのか】

原因の一つとして考えられているのは、人の免疫力の低下です。

これは一例ですが、私は小さい頃は山育ちでした。 私有地内の林にはスギの木もありましたが、花粉症で悩まされた記 憶がありません。 たまたま私が花粉症に強い体質だったと考えられなくもないですが 、家族にもそれらしい症状を訴えている人がいない事もみると、育 ちの環境が関係している可能性は捨てきれないと思います。

時間があれば、山や川で遊び、虫も常に家の中に入り込んでいる生 活でした。 よほど体が汚れない限りは、手も洗わず食事もしていました。 大人になった今はきちんと手を洗いますが(笑)

もし、あの一般的なイメージの家庭より不衛生な生活環境の中で、 いちいち病気になっていてはずっと山の中では暮らしていけなかっ たでしょう。 そうならなかったのは、不衛生ながらもその環境に体が適応、つま り免疫が作られたと私は考えます。

人の免疫が落ち始めたのは、人が「安全」をより求めた頃からでは ないのでしょうか。

畳には虫が入らないよう防腐剤が使われ、子供たちは外で遊ばずゲ ームでずっと家の中、軽い風邪なだけなのに大量に処方箋を渡す病院 、食品の衛生面を最大限守る為に使われる添加物、等々。 人は免疫が強くなくても、とりあえず生きていける環境を作り上げ てしまいました。

こんな温室育ち状態で、人は花粉から身を守れるのでしょうか。

結果的に花粉症にかからない為には常に不潔でいろ、と捉えられる かもしれませんが、そうではないです。 今の生活環境が変えられないなら、それを補助する何かをすべきと いう事です。

免疫力を上げるには、体温を上げる、水・空気・栄養のケアをきち んとする等々。 今の生活環境をキープしつつ、花粉に負けない体はコツコツ作れる はずです。 過去のアトピー性皮膚炎の記事でも免疫については触れているので ご参考にどうぞ。

免疫力を上げて花粉症にかからないようになれば、ティッシュやマ スクの消費も減って、体だけではなくお財布的にも負担が少なくな ります。 この春は、花粉に対して攻めの勢いで対抗してみませんか?

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