カロリー摂取
- korankoran12150
- 2017年9月8日
- 読了時間: 3分

夜間や明け方の冷えが強まってきましたね。 寒暖の差が大きい時期は風邪を引きやすいのでお気をつけください。
Yahoo!ニュースで興味深い記事を見かけたので取り上げてみます。 【管理栄養士が教える!食べ過ぎがNGな理由】
ソースはこちらです。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-00005758-nallabout-hlth
2匹のサルを用いた実験があり、餌を8割り程度に抑えたサルはそうでない方より若さを保っている結果が出たと、Scienceに記載されていた記事を例に出しています。
簡単にまとめると、カロリー摂取を控えたほうが老化スピードを抑えられるのではないか、という内容です。
カロリー制限で老化抑止になる?
ではここで人間も同じ事をしたら若さを保てるのか?という疑問が出ます。 これと同じ効果が人間にも期待できるかは、臨床試験を積み重ねていかないとまだ判断しかねる所です。
「種差」という言葉をご存知ですか? これは動物実験の世界では当たり前にある単語になります。 例えば、癌の抑制が期待できそうな新薬の実験があるとして、マウスに試したら癌の抑制が出来たから、じゃあ人間にも有効なのは確定だね、とはならないのが種差になります。 種によって投与したものの効果は千変万化なので、あれもこれもと同じ結果にはならないのです。 逆に、最近は科学雑誌にカロリー摂取の抑制は老化と関係ないと掲載された情報もあります
なので、まだまだ答えがはっきりするのに時間がかかる分野だと言えますね。
テロメア
記事の方ではそもそも何故老化をするのかについて触れています。 遺伝子の末端には「テロメア」と呼ばれる器官があります。 これは細胞が分裂する回数を管理している器官で、細胞分裂をする度に短くなります。 分裂の頻度が下がると若い細胞の数が減るので老化に繋がります。 これ以上テロメアが短くできないレベルになると分裂が止まってしまって、生物は死に至ります。 稀に癌細胞のようにテロメアの長さが減らないという特殊な存在もいますが。 逆に言えば癌細胞は不老不死の鍵を握っているとも言えますね。
不老しない生物はいるのか?
ベニクラゲというクラゲがいます。 この種は老化すると幼生の状態に戻り、実質若返るという性質があります。 これを繰り返して長生きな個体だと5億年生きているそうです。 不死鳥フェニックスみたいな生き方をしていますね。
ロブスターは食用としてよく聞く生物だと思います。 ロブスターは脱皮の際に内臓も新品になるので捕食されない限り生き続けられるらしいです。
また、植物の世界に目を向ければ、とても長生きな植物はわんさかあります。 アメリカにあるブリッスル・コーンパインという植物は、樹齢1000年や2000年は当たり前なくらい長寿な種です。 長生きのからくりは、生長がとても遅くてほとんど死んでいる状態を保っているから樹齢が長くなるそうです。
とても長生きな種はいても、全く老化しない生物はなかなか見つかりませんね。 不老が不可能なら、せめて老化を遅くする努力を探したほうが良さそうですね。